RSGT2022 (https://2022.scrumgatheringtokyo.org/) で初めてプロポーザルが通って登壇してきました。

プロポーザルをRSGTに出し始めて三年目でようやく通りました。今回のプロポーザルにLikeしていただいた方、選んで頂いた実行委員の方、そして何よりオンラインまたは会場で聞きに来て楽しんで頂けた方本当にありがとうございました。

楽しかった

緊張した!登壇前も登壇中も!

ちなみに、「緊張」を内海さんと登壇者控室で話してまして「緊張するとは何か?」、内海さん曰く「何かをやりたい準備が完了しているが、時間がまだきていないのでそのエネルギーが内部で行き場をなくしている状態」なので、いい舞台の前には緊張するもんだし、緊張しないと良い舞台にならないのでは?(細かい内海さんの言葉選びは忘れたが大枠これで合ってる、知らんけど)。というわけで緊張ばんばんしながら楽しみつつ控えておりました。登壇中はやりたいことやった感はあってもう一登壇おかわりしたいぐらいでした。

伝わったこと、伝わらなかったこと

45分という時間枠は、私たちのテーマや話の内容を考えると非常に短い時間です。成立させるためにはある程度の取捨選択が必要でしたし、伝えたい方向性をある程度しぼっていました。一番伝えたかったのは「インプロってのがあるよ、面白いよ、そして探求できるし、それを使った実装だって出来るよ」ってとこ。ここは結構伝わったのではないかと考えています。特に会場に来られた方には伝わったのじゃないかなと。今回お客さんの視聴形態は三タイプあって、会場で直接見ていただくスタイル、当日ライブでzoom経由で見ていただくスタイル、最後に後日youtubeで見ていただくスタイル。今回の我々のやり方だと、どうしても徐々に伝わるものが右に行くにつれ、少なくなります。今後の課題ですが、後からアーカイブで見ても面白いものにしたいですが、今回はそこまで気にできていなかったってのが本音です。

伝わらなかったこと

インプロバイザーでもない私がインプロの事を語るのはおこがましいのですが、登壇した勢いと、もし間違えていたら内海さんがきっと的確に訂正してくれるだろうという甘えから語らせて貰うと。 「即興性があること」と「インプロをしていること」の間には大きな隔たりがあります。RSGT2022に来られれている客層的にアジャイルコーチやファシリテーター、スクラムマスターをされている人も多く、また様々なワークショップやトレーニングでロールプレイ等をされているケースも有り、所謂「おかたい」職種よりは即興性を身に着けておられる方も多いと思います。だからでしょうか、インプロのことを説明しても 「即興演劇か、わかるわかる、やってるやってる!」 「即興演劇?あ、きっと○○さんは得意だよ!」 即応されている方は素晴らしいなと思う反面、字面だけ見て中身を探求されないんだなと思いました。即興性を持って、演劇すればそれがインプロになるような気がしますものね。でも違います。これは街の喧嘩自慢が「ああ?ボクシング?殴るやつだよね?わかるわかる、俺出来る出来る」と言ってるのと変わらない感じに私は思っていて。言葉の中身を受け止めてもらっていないなと考えてます。このあたりを今後伝えていくのが私にとっても課題になるのかなと、もっとこのあたり深めて行きたいなと考えています。

じゃインプロって何がいいのさ

これについて語っても、言葉は誤解の元。なれど、あまり勿体つけても如何なものかと、なのでピン留め程度の言葉を置いておくと、インプロは「演者の関係性をもって、相手を笑顔にするための在り方」ではないかなと思っています。登壇資料にもあります通り、ロールプレイやアドリブとはやり方もそこから得られる効果も違うものです、知らんけど(その道の識者でもないのでこれぐらいで勘弁)。

感謝

aki.m( @Aki_Moon_ )さんプロポーザル作成お手伝い頂きありがとうございました。 こばせさん( @kobase555 ))、Rina( @rinashimomura )さん作成途中の私たちの登壇に対してフィードバック頂きありがとうございました。 その他、当日会場で色々なエッセンスをくれた皆々様本当にありがとうございました。またどこかでこのような登壇が内海さんと出来るといいなと思っています。