[DynamicsAX2009]AXのTableとDBを復旧させるための6つの事
DynamicsAXで開発をしていたり、
AOTからDBをいじりまくってたりするとよくTable周りでエラーが出る。
その場合にやるべき6つのことを書いておく。
DynamicsAXにログインしている人たちを全員ログアウトさせる。
これからやる作業は、やっている間にAXが操作されないほうがよいのでログアウトしてもらう。
Compile
AOTのルートで右クリックコンテキストメニューを出し、**Compile **を実行する。
ここでエラーが出たものは基本的に修正したほうがよいが、X++はインタプリタ言語なので現在エラーが出ている箇所以外のものは放置してもよい。
Synchronize
Data Dictionaryで右クリックコンテキストメニューを出し、Synchronize を実行する。
これでAXとDBとの同期化される。
Compile & Synchronize である程度のDBとのアンマッチ等のErrorやWaringは除去される。
あなたがインフラ担当ならば、昼休みと帰る前にこの二点はやっておいて損はない。
Index再作成
AOSサービス停止
Axapd.aoi ファイルを削除する。
(Axapd.aoiはデフォルトで C:\Program Files\Microsoft Dynamics AX\50\Application\Appl\DynamicsAx1 にある。)AOSサービス再開(もしくはWindows再起動)
これで大抵のものは治るはず。
特にDBとAXのDataDictionaryのアンマッチ系はこれでほとんど治る。
それでも駄目なら・・・
クライアントキャッシュファイル削除
AXクライアントを終了
クライアントキャッシュファイル(.auc)を削除
WindowsXPの場合:
C:\Documents and Setting\\Local Settings\Application Data
Windows2008の場合:
C:\Users\\AppData\Local
Usage Data削除
AXクライアントを起動
Tool > Options を起動
Usage dataを押す
General をタブで Reset を押す