[DynamicsAX2009]AIFの実行環境設定
AIFの実行環境設定
AXのBasicメニューより以下を設定する。
Local endpoints設定
会社毎にLocal endpointsを設定する。
Local endpointsはI/Oを許可した会社の別名と考えれられる。
Newボタンを押し以下項目を設定する。
Company
セレクトボックスより設定したい会社名
Local endpoint
任意の名前
Transport adapters設定
どのアダプターを使用するかを決定する。
通常はFile System Adapterを使用するが、
BizTalk Adapter等の特殊な設定も存在する。
Adapter class
セレクトボックスより設定したいAdapterClass名称を選択。
Name
Adapter classより自動設定される。
Active
チェックを入れる。
Direction
Adapter classより自動設定される。
Channels設定
AIFで使用するXMLファイルのI/Oの場所設定を行う。
File System Adapter
Outboundを作成してから、Inbound作成すること
そうしなければResponse channelの設定で少しつまる。
Response channelの設定は、
Inboundの場合は対応するOutboundを、
Outboundの場合はブランク、
Bothの場合は自信の設定を入力する。
BizTalk Adapter
DirectionがBothになることと、
Response channelが自分自身になること、
それからConfigureボタンでサーバー名称の設定をすることを忘れない。
※他環境から設定をインポートする際にここの変更を忘れることが多い。
Channel ID
任意のID
Name
任意の名前
Active
チェックを入れる
Adapter
Transport adapters設定で作成したAdapter
Direction
Inbound(入力)
Outbound(出力)
Both(両方)
Parallel processing
チェックを入れなくてもよい
Address
File System Adapterの場合はサーバーのフォルダ。
BizTalk Adapter等の場合はIPアドレス等
Response channel
※上記参照
Endpoints設定
Endpoint追加
まずはNewボタンで新規設定を追加
次にGeneralタブに切り替えEndpoint IDとNameを任意の名称で追加。
Outbound channel IDにChannels設定で追加したものを設定。
Local endpoint IDにLocal endpoints設定で追加したものを設定。
Constraintsタブに切り替えてNo constraintsチェックボックスを有効にしておく。
Usersタブに切り替えてNewボタンを押し、
AIFを許可するユーザーもしくはユーザーグループの設定を追加し、保存する。
例では
User type
User group
Application user or group
Admin
Name
自動設定
Action policy設定
次にAction policiesボタンを押し
(保存ボタンを押していないとエラーが出るので注意)
Action IDをセレクトボタンより設定する。
ここで[サービス名称.アクション名称]を選択し設定するのだが、
この一覧にサービスを表示させるためには、
Setup > Services の中でEnableチェックボックスを有効にする必要がある。
選択したらStatusをEnabledにしておく。
Data policies設定
次にData policiesボタンを押し、ポップアップしたウィンドウの中のData policiesボタンを押す。
公開したいField項目にEnabledを設定する。
Endpoint有効化
Endpointウィンドウに戻り、
Overviewタブで作成したEndpointのActiveチェックボックスにチェックを入れる。
以上。