Web2.0の取り扱い注意点
日系ビジネスオンラインに以下のような記事がありました。
→参照
中身について分かり難い人もいるかなーって思ったので注釈つけていく。
1.「ロングテール」の罠
◎ 「『不良在庫』保有の勧め」との勘違い
「死に筋不人気商品でもネット上に置けば売れる」と考えるのは誤り。「80対20の法則」で店頭の棚から弾き出されるマニアックな商品でも通好みの愛好者が満足するクオリティーがあり、かつそこに愛好者がアクセスしやすいルートが確保されていて初めてネットで売れる。
◎ 成立はレアケース
商品が陳腐化しにくく保管コストが限りなく低いという条件が不可欠。音楽配信のようなデジタルデータの販売に向く。不採算事業からの撤退反対派が、方便として悪用するケースがあるので要注意。
→ロングテールとは主力商品と違い中々売れない商品のこと。
通常の店舗だと、これらの商品は淘汰され店頭から除外されていくが
展示スペースに制限がないネットでの販売の場合、これらの商品も配置することが出来る。
主力商品をX軸に、販売数をY軸に配置した図を見た場合、
これらの商品部分が長い尾のように見えることからこの名前がついた。
上記に書いてあるとおり、成功する例はレアケース。
まれにロングテールを狙うとかほざくバカがいるが、
それはただのニッチな市場である。
長い尾はそれを支える腰部位があって始めて成り立つ。
2.「みんなの意見」の過信は禁物
◎ 属性に偏り
ブログやクチコミサイトの投稿は、相応のネットリテラシーを持つ特定層の意見である。また商品に対する感想は、感銘を受けた層と、期待ハズレで怒っている層が、書き込む意欲が高いので、偏った意見が幅を利かせやすい。
◎ みんなの意見は「正しい」≠「あるべき姿」
アカデミー賞や選挙などの予想物については「みんなの意見」の精度は高い。2005年9月の衆院選もブログや掲示板の書き込みなどで早い段階から自民優勢が感じ取れ、結果もその通りになった。だが、それが「あるべき正しい姿」かどうかはまた別の問題。“衆愚政治”を回避できるようになったわけではない。
特に言うべきことはない。知識として覚えておくことは。
日本人が一番ブログを書き、 日本人は同調圧力に弱く(反発するにしても同調するにしても)、 日本は失敗を許さない文化であり、 日本人は外部の権威に弱いということ。
もちろん私もこの中に含まれる。
重要なことはこれを認識するか否か。特に同調圧力は怖い・・・
同調せよというプレッシャーがかかると自分の意見ではなく。
そのプレッシャーに対して Yes or No しか出てこなくなる人が多い。
3.情報の質の玉石混交に拍車
◎ 「集合知」にはウソもある
保有する知識を提供・共有し合う「集合知」はWeb2.0の特色の一つだが、その道のプロでなくても編集でき、また後日修正できる気軽さから、誤った内容が公開されることも起こり得る。
◎ 「スルー力」が重要に
ここ数年で格段に増えた情報量の多くは個人ブログなどによるもので、玉石混交(特に「石」の増加)に拍車がかかっている。莫大な情報量の中から自分に有益な内容を引き出して仕事に生かすには、利用価値の低い情報に時間を割かれないように受け流す力「スルー力」が重要になる。運営するブログに寄せられる冷やかしコメントなどへの対応にも適用可。
大事なことは人の意見を良い意味で参照すること。
人の言うことはどんな偉い人の言ってることであろうと、
参考意見程度にとどめておくこと。
私はどうもこの辺りが弱い。
人の言うことをなるほどなるほどと聞いてしまうのだ、
If 6 was 9 ?
と考えられないのだ、終わって意見を反芻していくと
徐々にそういう気持ちも出てくるのだが・・・
ついでに言うと上記の同調圧力にも弱い。
偉そうなことを書いてるが、自分に対して警鐘を鳴らしているだけなのだ。